「親ガチャ」
この単語にどれだけの憎しみをこめられるのだろう。
生まれる時に親を選べない事から出来た言葉、「親ガチャ」。
私は、親ガチャを失敗した人間だ。
毒親ではない、親から離れたら後悔してしまう、離れたら怒られる、そんな洗脳から解けた筆者。
今は、実の親から離れて正解だと、心の底から思う。
親とは円満な関係だった
円満と思っていたのは、私だけだったのかもしれない。
衣食住はあり、学校も部活も行ける、美容院も行ける、友達と遊びにも行ける。
何不自由なく育ててもらった。
大学の就活時期から、毒親の片鱗が見えた。
「就職先は実家から通える所にしてね」
親から何度も何度も笑顔で言われた。
当時は、家を出ない事が普通で、出る人間は親不孝だと思っていた。
転機が訪れる。
内定をもらえた会社の最初の勤務地が県外だった。
私はどうしてもその会社で働きたい目的があった。
親に勤務地が県外だとバレたら内定を辞退させられる。
私は、ギリギリまで勤務地の事を隠し通した。
卒業間近、親に、急遽勤務地が県外になった事を伝えると案の定ブーイング。
ただ、私が予想していた程強く反対されなくて拍子抜けした。
私は初の一人暮らしに浮かれまくっていた。
絶縁する必要があったのか、そしてきっかけ
仕事にも慣れ数年が経った。
異動辞令が出て、地元に帰る事になった。
その頃は、親とはたまに連絡を取る位で、仲良くやれていると勘違いしていた。
一人暮らし費用が勿体ないから、実家に戻る事にした。
家にお金を入れていたが、今思うとその費用で一人暮らしが出来る金額だ。
仕事が忙しくて、家にはお風呂と洗濯と寝るだけに帰る生活。
数ヶ月経った頃、また異動辞令が出た。
再び県外。
親に伝えると、許してもらえなかった。
後から知ったが、私が実家に帰ってお金を入れるようになったので、親は仕事を休みがちになっていたそう。
寝てても、お金が入ってくるからね。
お金を産む私を逃したくなく、怒鳴りつけられ、今すぐ会社に電話しろ、恩知らず、お前なんかクズだゴミだと罵られ、私を服従させようとしてきた。
翌日には手紙と実家の鍵を残して、家を出た。
社会人になって、多くの年齢層と絡んできたおかげで、私は正常な判断をする事が出来た。
悩みの相談に乗ってもらっていた事が1番大きい。
仕事の事は会社の人に、プライベートは友達に。
ただ、私は親の事は相談出来なかった。
他人に理解してもらえると思っていないから。
人の意見が欲しくてミラーに依頼して気が楽になる
先述したが、親に関する悩みは共感を得る事が難しい。
なぜなら、その人にとって親は、子どもを所有物だなんて思わないから。
そんな考えにすらならない親の元で過ごしているから。
だから、どこか薄く捉えられてしまう。
私は、人に相談するという事に絶望していた。
そんな時、出会った。
公平な立場で、客観的な視点で私のことを見てくれる占い師。
胡散臭い、占いなんて馬鹿馬鹿しいと思ってた。
でも、この悩みを誰かにぶつけたかった。
インスタでも口コミが多い「ミラー」で、親への悩みを相談した。
結果的に、私は料金に納得がいく回答を得られた。
親から離れて暮らす後押しをしてもらえた。
そして今、悩んで悩んで、検索してここにたどり着いた人に向けて、私は「ミラー」で救われたよ!今自由で幸せだよ!って伝えたくて、記事を書いてる。
あなたの人生はあなたの物
私を産んでくれた事は感謝する。
私は私の道を歩くよ。
そして、親との絶縁状態を理解してくれるパートナーに出会えた今、とても幸せです。